日本の家電製品はバンコクでそのまま使えるのでしょうか?
今回はタイ バンコクで使用する電気について紹介します。
1.電圧
タイの電圧は220Vですので日本の電化製品は基本的には使用できません。
なぜ基本的と言いますと、電化製品によっては220V対応の製品もあります。
220Vに対応しているもの:パソコン、スマホやシェーバーの充電器など
220Vに対応していないもの:炊飯器、掃除機、トースターなど
日本から持ち込みたい電化製品の対応電圧を確認して下さい。
2.コンセントの形状
3つ又形状になってますが、日本のコンセントもそのまま差し込めます。
これは日本のコンセント↓
差込めます。電圧が高いせいか、時々火花が飛びます。
問題というか危ないのが、日本から持ち込んだ100Vのみ対応の電化製品のコンセントも差し込めます。
差し込んだ瞬間に壊れるか、ヒューズが飛びます。
私は日本から持ち込んだ炊飯器のプラグを直接差し込んでヒューズが飛びました。
一応、バンコクには修理してくれるお店があります。
3.日本の100V電化製品を使うには?
変圧器(トランス)を購入して下さい。
100V-220V用があります。
日本でも売っていますし、タイでも売っています。
私は日本製が安心できると思って、日本製を購入し、タイへ持ち込みました。
変圧器は使用できるワット数が決まっています。
自分が使用したい電化製品のワット数×2倍を目安に変圧器を購入しましょう。
4.停電について
バンコクでは停電があります。
頻度としては年に数回程度です。
バンコク全体が停電するのではなく、ある地域、一区画が停電することが多いようです。
さらにはアパート単体で停電することもあります。
基本的には送電設備の異常が原因でアパートの設備異常ということもあります。
設備の中にネズミやヘビが入りこんで、ショートした…なんてこともあります。
停電になるとエレベータが使用できなくなるので階段を使用します。高層アパートに住んでいると階段が地獄になりますね…。
5.電気代
電気代はアパートによって異なります。
・電力会社に支払う
・アパートが料金を決めて、アパートに支払う
・アパート代(家賃)に含まれる。
私の場合はアパートに7バーツ/ユニットで支払ってます。
一般的には5〜8バーツ/ユニットと思われます。
ユニットとは?と思われるでしょうが、私もよく分かっていません。(ごめんなさい)
電気メータの1メモリを1ユニットと呼んでいますが単位が分からないです。
電気料金ですが、下記の範囲でどの世帯もこれぐらいと思います。
単身:1000〜2000バーツ/月
家族:2000〜5000バーツ/月
電気代は最も暑い4月が高く、最も寒い12月が安いです。
6.日本では珍しい電気設備
6.1調理コンロ が電熱式コンロ
ほとんどのアパートの調理コンロは電熱式コンロです。IHではありません。ガス漏れ対策と思われます。だからガス代はありません。
一部のアパートではガスコンロを設置していますが非常に少ないです。
6.2給湯器もガスでは無く、電気給湯器
コンロと同じです。しかもサイズが小さいです。昔、日本で室内型の小型ガス給湯器があったと思いますが、それと同等のサイズです。
バンコクは暑いので日本のような高性能な給湯器は不要と思われます。
まとめ
・タイの定格電圧は220V。
・日本のコンセントプラグが変換プラグ無しでタイのコンセントに使用できるのは便利ですが220V非対応の場合は即使用不可になるリスクがあります。日本の電化製品を持ち込む場合はプラグにタグや目印を付けて対策しましょう。
・電気代もアパートによって値段が異なるので、アパート選びの時は忘れずに確認しましょう。
・停電はたまにあります。その時はあきらめてじっとしていましょう。数時間で復旧します。