スカイレーンのバンコク暮し

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タイ バンコクから日本に帰国したときの入国&隔離について

※9月18日更新

 

9月20日以降、タイから日本入国時に3日間の強制隔離が免除されました。

ただし、自主隔離14日間は継続になります。

 

タイ国内の感染者数の増減により、状況が変化すると思われるので帰国時はしっかり情報収集しましょう。

 

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8月にバンコクから日本に一時帰国してきました。

一時帰国の方法および現状をレポートしたいと思います。

 

率直に言うと、タイの出国手続きで誓約書を入手できれば、何も心配ありません。

入国手続きも、隔離の困りごとも日本であれば周りの人に質問すればいいんです。

何とでもなります。

 

 

1.事前準備

・72時間前のPCR検査および陰性証明書の入手

バンコク在住の方はサミティベート病院でOKと思います。

【国際線搭乗のためのPCR検査】2021年7月22日現在(バンコク) - タイのバンコクにある国際病院(日本語対応可)- サミティヴェート病院 (samitivejhospitals.com)

日本人向け病棟の1Fで検査をしていました。

・お土産

空港内のお店はほぼ閉店しています。空港内でお土産を調達するのは無理と考えたほうがいいです。

事前に準備しておきましょう。

・空港内での食事

空港内のお店はほぼ閉店しています。事前にもって行きましょう。

コーヒーショップ、ジュースの自販機はありますよ。

・日本での購入リストおよびスケジュールの検討

ネット通販で購入するもの、免税で購入するもの、必要な手続き・更新、家族・親戚・友人との食事などをしっかり検討しておきましょう。

帰国直前に忘れたことに気が付くと悔みきれませんよ。

 

 

 

2.タイ出国

2.1 自宅から空港へ移動

深夜便で帰国したのですが、1点問題が発生。

外出禁止時間が夜9時~朝4時まであります。

会社の車で空港へ移動を考えていましたが、ドライバーの帰宅時間を考慮すると

遅い時間に空港へ行けない!

タクシー、電車も考えましたが、確実性を優先して会社の車で19時前に空港に到着しました。

手荷物預け入れカウンター周りのベンチで待ちぼうけ…。

 

2.2 空港での食事

夕食を空港で食べられるのか?多分、どのお店も営業していないと推測し、マックを自宅で調達しました。

手荷物預け入れカウンターが閉鎖されていたので、とりあえずベンチでマックを食べることにしました。

出国フロアの1階下にレストラン街がありますが、営業していたのはスタバたけでした…。

皆さん、絶対に夕食は持って行きましょう。

 

2.3 手荷物の預け入れ

手荷物預け入れカウンターが20時30分にオープンしました。

場所はAレーンの一番奥です。

カウンターに並ぶ前にタイ航空のスタッフに行先を質問されます。

日本の空港名を言うと誓約書という用紙一式を渡されます。

これは日本に到着してから、絶対に必要なので無くさないようにしましょう。

そして、家族分の枚数を入手しましょう。

 

2.4 手荷物検査および出国審査

こちらはいつも通りです。

手荷物検査時は靴を脱がされます。(笑)

そしてカバンからノートPCを出させます…。

 

2.5 搭乗待ち&免税店

ほとんど閉店しています。

深夜でもとても賑やかだった免税店が閉店しており、暗いです。

申し訳程度のライトが通路を照らしています。

お土産屋2店舗、ブランドショップ数店舗くらいしか営業していませんでした。

お土産は必ず、事前に準備しましょう。

免税店も閉店して、暇なので先ほど渡された誓約書を読みましょう。

2~3枚記入するページがあるので記入もしましょう。

アプリもダウンロードが必要なので、空港のwifiを利用して事前にダウンロードし、登録しておきましょう。

 

 

 

3.飛行機内

飛行機内はソーシャルディスタンスが取られており、1列に4名しか座りません。

全体で30名くらいしか搭乗していないと思われました。

全員無言で食事も一口食べたらマスクをするような感じでした。

CAさんも全身完全防護されていました。

食事内容は今まで通りでした。

ジュースはコップではなく、パックジュースが配られていました。

離陸体制に入ったら、食事はやめましょう。

入国時のPCR検査に影響します。

 

4.日本入国

日本に到着すれば、何とでもなります。

私も相手も日本人ですから!

日本語が通じるって素晴らしい!

飛行機を降りたら、PCR検査をするまで飲食禁止です。
(スタッフから何も言われなかったので注意して下さい。)

今回の流れは成田空港での手続きになります。

 

4.1 書類確認

飛行機から降りて、しばらく歩くとパイプ椅子に座り、待機します。

空港スタッフが一人づつ、書類の確認をします。

記載ミス、記載漏れが無いか?細かく確認されます。

誓約書で不明な点があれば、このタイミングで質問すればOKです。

 

4.2 受付

家族単位で受付をします。

この時に隔離ホテルの振り分けもされるようです。

喫煙者は必ず連絡しましょう。

隔離ホテルでは1人部屋、2人部屋、3人部屋があるようです。

家族で帰国の場合はどのように振り分けるか事前に決めておきましょう。

 

4.3 PCR検査

PCR検査は唾液検査でした。

鼻にコヨリをつっこんで激痛に耐える必要はありません。

ただし、結構な量の唾液が必要なのでがんばりましょう。

 

4.4 アプリのインストールおよび確認

SOSとCOCOAの2つをインストールします。

事前にタイでインストールすれば早く終わります。

実際にアプリの使い方も説明されます。

(成田空港ではアジア系の外国人が対応してくれます。)

 

4.5 PCR検査結果待ち

検査待ちで30分くらい待ちました。

トイレ休憩もしておきましょう。

結果がOKであれば、同じ隔離ホテルの人が同時に呼ばれます。

4.6 入国審査

日本人なので心配する必要なし。

免税で買い物をする人は入国スタンプを必ずもらいましょう。

 

4.7 荷物の引き取り

すでに荷物の到着レーンから荷物が降ろされていました。

やっぱり日本人は気が利きます。

4.8 税関

機内で入手した通関書類を渡しましょう。

 

4.9 バス移動

空港近くのホテルの場合は移動時間が短いですが、状況によっては遠くのホテルになる可能性があります。

ちなみに私は横浜のホテルでした。

成田から横浜まで1時間以上かかる…。

乗車人数は大型バスに10人ちょっとという感じでした。

ここでもソーシャルディスタンスが徹底されていました。

 

 

 

5.強制隔離3日間

5.1 チェックイン

受付で宿泊部屋およびホテル隔離時の連絡サイトを教えられます。

体温計も貸してくれます。

食物アレルギーの確認もされます。

3日目の隔離後に空港で予防接種を打つ予定の方は必ず連絡しましょう。

※タイから入国した場合は3日間の隔離が義務付けられています。

 

ネット通販で購入したものを届けてもらえます。

ただし、3日間の隔離の場合は隔離終了後に届く可能性があるので、現実には利用できないです。

アマゾンなら大丈夫かな…。

14日間隔離の人たちには便利なサービスですね。

 

チェックイン完了後に昼食を渡され、部屋に入ります。

 

5.2 0日目

チェックインした日は0日目にカウントされます。

3日目のレンタカーの予約や家族の迎えの日程を間違えないようにしましょう。

 

部屋はビジネスホテルなので広くはないです。

タイのリゾートホテルに慣れていると、ちょっと衝撃を受けます。

大型スーツケースを広げる場所もままならないです。

このタイミングで2度と大型スーツケースを広げなくても良いように、小型スーツケースと中身を入れ替えたほうが良いです。

小型スーツケースに3日間に必要なものを入れましょう。

(この部屋で14日間はメンタルがやられそうです。)

 

日本のホテルなので備品も一通り揃っています。

ポットもありますのでカップラーメンも食べられます。

 

夕食の準備が完了すると館内放送が入ります。

放送後に部屋の入口に置かれたお弁当を入手して、食事しましょう。

お弁当は仕出し屋が作っていますのでおいしいです。

冷めているのが難点ですが…。

 

5.3 1日目~2日目

テレビの映像が綺麗なことに感動します。

タイではインターネットTVなので映像がイマイチですから。

wifiも良好でした。

 

1点問題があり、会社にて仕事を予定していましたが、コンセント形状が合いません。
フロントに変換プラグのレンタルを依頼しても希望者が多いため3日間ともに借りれない状況でした。

タイからPCを持ち込む場合は変換プラグを必ず用意しましょう。

 

また、タイとは2時間の時差があります。

タイの夕方のオンライン会議は日本では夜になるので気を付けましょう。

 

3日間すべて同じ仕出し屋のお弁当と思われ、基本的に同じメニューが3日間続きます。

夕食がほとんど変わり映えなくて、きつかったです。

お弁当はおいしいんですよ。でも、毎日続くときついです。

14日間だったら無理…。

数店舗の仕出し屋を順番に回して欲しかった。

皆様の税金を使って対応して頂いていることを考えると、とても贅沢なことは十分承知しております。

そう考えるとわがままは言えないですね。

 

5.6 3日目午後に空港へ戻る

3日目の早朝7時くらい(朝食前)にPCR検査をします。

唾液検査ですが、起きてすぐは唾液が出ないかもしれません。

ちょっと早起きしましょう。

もちろん、30分前は飲食禁止です。

チェックアウトの準備を午前中に完了しましょう。

PCR検査結果がOKでしたら、午後に内線連絡が来ます。

連絡が来たら、部屋を出てチェックアウトしましょう。

 

バスに乗り、空港へ戻ります。

ワクチンを打つ連絡をした為か、14時過ぎの一番目の便で空港に戻れました。

(首都高の渋滞がでワクチンに間に合わなかったら…と思うと心配でした。)

 

 

 

5.7 空港でワクチンを打つ場合

空港でワクチンを打つ場合、チェックアウトの順番を優先してくれる可能性が高いです。

(私の場合は横浜ー成田だったので優先してくれたのかもしれません。)

バスの運転手が第2ターミナル→第1ターミナルの順番で降りしてくれますので、間違えないようにしましょう。

予防接種は予約した時間と異なっても対応してもらえました。

 

※外務省&厚生労働省に電話確認したところ、隔離終了日の空港到着時間はだいたい15時くらいと情報がありました。

空港でワクチン接種を予定されている方は念のため予約時間を最終の16時にすることをお勧めします。

(ただし、成田では予約時間前でもワクチン接種は対応して頂けました。)

 

5.8 14日間の自主隔離場所へ移動

私の場合は自宅でしたのでレンタカーを借りて移動しました。

2年振りの運転でちょっとドキドキしました。

※公共交通機関での移動は禁止されています。

 

6.隔離14日間

翌日から入国時にインストールしたSOSアプリから連絡が来ます。

体調の連絡、現在地の連絡をします。

朝に自分で報告しても、昼過ぎに再度現在地の連絡要求が来ます。

カメラで30秒間の撮影する場合もあるのしっかり隔離しましょう。

隔離期間は入国日を0日として14日間になります。

<例>

入国日:8月1日

隔離期間:8月1日~8月15日まで

外出可能日:8月16日以降

 

この期間にネット通販で必要なものを購入しておきましょう。

自宅隔離の場合は家の荷物の整理がおすすめです。

長い間海外にいると、昔は必要と思っていたが不要になったものがたくさん出てきます。

 

7.解放

晴れて外出が可能になります。

タイで必要なもの、手続きを忘れずに行いましょう!

日本のおいしいものを食べましょう!

 

タイに戻る日が決まっている場合はタイ入国用の手続きとPCR検査の予約をしましょう。

 

 

 

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